※事前にご確認ください※
脳ドックは、くも膜下出血や脳梗塞などの原因となる「脳の病気」に対する早期発見を目的とした「脳の人間ドック」です。
一般的な健康診断・人間ドックでは、通常、脳の検査は含まれていないため、それらの検査結果から脳の病気をピンポイントで見つけることは難しいのが実情です。
脳ドックではMRI・MRA検査、頸部超音波検査を利用して、自覚症状として現れていない状態の脳梗塞や未破裂脳動脈瘤などの脳血管障害、脳腫瘍、認知症といった脳疾患を発見できます。早期発見ができれば、治療や生活習慣の見直しなどに繋がり、重篤な脳血管障害の発症リスクの低減が期待できます。
当院では「EX脳ドック」を実施しています。予約・問診・決済を事前にオンラインで行っていただくことで、当日は「検査のみ」となり、約15分で検査が終了します。
※当院の脳ドックには頸部超音波検査は含まれません
当院は梅田駅から徒歩3分の立地にあるので、時間を有効にご活用いただけます。
ご興味ありましたら、当院までお気軽にご相談ください。
脳ドックは、人間ドック・健康診断では発見が難しい「脳の病気」の早期発見を目的として行われています。
検査による放射性被ばくはありません。事前の検査薬の投与、検査後の安静待機なども不要なので、身体の負担が少なく済み、短時間(約15分)で検査が終わります。
脳ドックは、次のようなタイプや疾患をお持ちの方におすすめです。
脳ドック検査をご希望される場合には、当院までインターネットにてご予約ください。
一般的な脳ドックでは、以下のような検査を行います。
脳ドックでは、以下のような病気が見つかることがあります。
検査結果上では脳梗塞の所見がありますが、自覚症状が現れていない状態で、脳ドックを受けて初めて分かる病変となります。
無症候性脳梗塞は、主に「ラクナ梗塞」という小さい脳梗塞のことで、高齢者の1~2割にみられます。その時点では普通に日常生活を送れているとしても、ラクナ梗塞があると、将来的に脳卒中・認知症を発症するリスクが高まります。
脳内の細い血管が破れていて、わずかな出血の痕跡があるという状態です。脳微小出血があっても、ほとんどが無症状なのでご本人は気づきません。脳微小出血は高齢者の5~20%、脳梗塞の30~40%、脳出血の60~70%に認められており、加齢や高血圧、脳アミロイド血管症などが発症要因として知られています。また、アルツハイマー型認知症などの認知機能障害との関連も指摘されています。将来的に脳出血・脳梗塞を発症するリスクが高いため、危険因子となる高血圧への管理が必要となります。
脳動脈瘤とは脳血管の枝分かれ部分にできた「血管のこぶ」のことです。決して珍しい病気ではなく、30歳以上の方の約3%が保有しているとされます。脳ドックで偶然指摘される脳動脈瘤は「未破裂脳動脈瘤」なので、無症状がほとんどです。
しかし、一度脳動脈瘤が破裂すると「くも膜下出血」となり、約半数は死亡し、残り半数で後遺症が残って社会復帰が難しくなります。発生している部位・大きさによって破裂率が異なり、将来的に破裂する可能性の高い「危険な未破裂脳動脈瘤」は、治療が必要となります。また、「脳動脈瘤が小さいなら破裂しないから安全」ということではないため、定期的に画像検査を実施することが大切です。
脳ドックで見つかる脳腫瘍には、髄膜腫(ずいまくしゅ)、下垂体腺腫、神経鞘腫(しんけいしょうしゅ)など良性が多いですが、中には神経膠腫(しんけいこうしゅ/グリオーマ)といった悪性腫瘍も見つかることがあります。
発見した病気に応じて、経過観察、手術、放射線治療などを行っていきます。
加齢や動脈硬化が進むと、頸動脈の分岐部分の血管壁にある余分なコレステロールがプラーク(こぶ)となります。頸動脈狭窄症とは、プラークが溜まって血液の通り道が狭くなって血流が悪くなることで、片側の視力の一時的な低下、手足のしびれ、言葉が出にくいなどの症状が現れる病気です。脳ドックにおいて、自覚症状がないにもかかわらず狭窄が強い状態が見つかる可能性は3%以下です。狭窄がない方と比べて、狭窄症がある方は将来的な脳梗塞発症リスクが高くなりますが、最近は内服治療の進歩によって、発症の可能性は年間1%未満となっていいます。頸動脈狭窄症には心筋梗塞や末梢動脈疾患の発症リスクもあるため、内科的管理が必要です。狭窄が強い場合には、外科的治療が必要となることがあります。
当院では重篤な脳血管疾患の早期発見のため、脳ドック費用をできるだけ抑えて一人でも多くの方にお受けいただけるよう努めております。
【定価】19,800円(+税)
【キャンペーン価格】16,500円(+税)
オンラインによる予約・問診・決済
脳ドック検査の予約日時にご来院
結果説明は、メールまたはLINEにてご送付(1週間以内)
脳ドックは、強力な磁力を利用したMRI機器にて行うため、金属に反応します。
次に該当する方は、原則として脳ドックをお受けいただけません。
詳しくは、医師またはスタッフまでお問い合わせください。
厚生労働省の調査*1によると、脳血管疾患の患者数は40歳を過ぎた頃から右肩上がりで増えています。
脳血管疾患は一度でも発症すると、命に関わったり後遺症が残ったりすることが多いです。
しかし、脳血管疾患に繋がりそうな病変を早期に発見できれば、発症の予防対策が取れるため、「脳ドック」は非常に意義のある検査だと言えるでしょう。
こうした理由から、当院では40歳以降の方に「脳ドック」の受診をおすすめしています。
*1(参考)患者調査(令和二年)|厚生労働省
他の画像検査と同じですが、「今回撮影した画像上では、異常がない」ということであり、将来を保証するものではありません。脳ドックだけでなく、人間ドック・健康診断なども併せて、定期的に検査を受けることをおすすめします。